研究責任者:家老賢太(中央大学大学院 社会学専攻 修士課程)
- 対象者:涌本祐子様
- インタビュー形式:オンライン(Webex)、Nottaによる録音・文字起こし、1.5~2時間、2025年7月27日(日)18:00~22:55
[研究の概要](詳細説明は割愛、下記に概要を記載)
本研究は、知的・発達障害のある者をきょうだいに持つ人々が、年齢を重ね、直接的なケアを担わない状況にあってもなお、きょうだいという立場を引き受け続け、当事者として語り続ける現実を、「全国障害者と共に歩む兄弟姉妹の会」(以下、「全国きょうだいの会」と記す)の現役運営委員を対象に半構造化インタビューを実施することを通じて、「問題経験の語り」の視点から解明するものである。
とりわけ本研究は、語りの実践を通じて、当事者がいかなる形で「きょうだいになる」経験をたどってきたのか、その語りが変容しつつも、なにゆえ「きょうだいであり続けようとする」のかに焦点を当てる。
本研究の独自性は、制度的にも社会的にも位置付けが曖昧である「きょうだい」という存在が、60年以上にわたり語りの場を形成し続けてきた「全国きょうだいの会」に着目し、語りの変容のプロセスを追うと同時に、「きょうだいであり続けようとする」という実践を長期的な視点から明らかにする点にある。
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- 実施フロー(所要時間: 約70分程度?)
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導入(5分)
- 自己紹介および研究概要の説明(「本研究はきょうだい児の視点の社会的意義を明らかにすることを目指しています」)
- 感謝の表明(定例会での機会提供と本インタビューへの協力)
- notta(音声録音ツール)での録音依頼(録音は、後日内容を正確に振り返るために使用し、個人が特定されることはありません)
- ご本人にとって話しづらいことがあれば、無理にお話しいただく必要はありません
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本質問(40-45分)
- 構造化された質問を軸に、半構造化インタビュー形式で進行
※(質問項目を用意しているが、そこから話が逸れても問題なく、思いついたことを話していただく)
- 必要に応じて補足質問を挿入し、叙述の深層的理解を追求
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終了(5-10分)
- 追加の意見や補足の有無を確認
- 謝礼の提供手順を説明(メール送付または
対面での交通費精算)
- 今後の連絡可能性を伝達(例: 「分析過程で追加質問が生じた場合、改めてご相談可能か」)
- 事後処理
- 録音データの暗号化保存(同意済みの場合)
- インタビューデータの書き起こしと初期分析メモの作成
- 謝礼の送付(メールにてギフトカード、交通費は領収書に基づき)
- 質問の焦点:
- 「きょうだい」、および「元きょうだい」としての(京都)きょうだい会への継続的関わりとその変遷
- (ご自身の)語りの位置づけや時間経過に伴う視点の変化
- 語りの対象(誰に届けるか)やその意味(癒し、義務、社会参加など)
- その他、組織的視点と個人経験の統合など(もしあれば)
- 質問の焦点:
- ごきょうだいが亡くなられてからのきょうだい会への関わり
- 「元きょうだい」としての語りの変化と進化
- 語りの対象(同世代、若い人、社会全体、バトンを渡す感覚)
- 語ることの意味(癒し、義務、社会参加など)
インタビュー項目一覧(目的・背景つき)
Ⅰ.(ご自身の)「きょうだい」としての生活経験について